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2007年08月にブログ「ペットカウンセラー・スクール“カイロス”」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

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2007年08月20日

「ペットを看取る者のための死生観構築」セミナーのご案内

……獣医さんにこそ、ぶれない死生観をもっていただきたいと思います!……

獣医さんに「名獣医の定義ってなんだと思われますか?」と聞くと、だいたい皆さん「さあねえ……どうかなあ……」とちょっと考えこまれます。答えはとっても簡単です。「飼い主が名獣医と思えば、その獣医さんは名獣医」です。世界で一番の獣医さんです。どんなに高度な治療を施そうと、手術の腕が優れていようと、飼い主がそう思わなければ、一切意味がありません。かりにペットが助からなかったとしても、一度捧げられた「名獣医」の尊称は、永遠に覆りません。逆に、飼い主が名獣医と思わなければ、ペットの病気は治っても、心からの感謝はされないでしょう。

『飼い主の心をつかむ』——これが、ペットが家族の一員として飼われている今、獣医さんに求められる姿勢であり、もっとはっきり言ってしまえば、スキルです。特に、ターミナル期のペットを抱えている飼い主にとって、どのような獣医さんに看取ってもらうかは、獣医さん自身が思う以上にとても重要な問題です。ペットロスに陥るか、陥らないで済むかの分かれ道も、ここにあります。獣医さんとのゆるぎないコミュニケーションの中でペットを看取れた飼い主は、ペットロスに陥りにくいのも、また事実です。

一部には、「自分たちは動物の病気を治すことが仕事。それだけでも手いっぱい。飼い主の心の領域にまで踏み込むのはちょっと……」という声も聞かれます。でも、ほんとうにそれでいいのでしょうか? 病気や怪我の治療に専念さえしていれば、飼い主の心に無頓着でもいいのでしょうか?

こんなことに気づいていただきたいと思い、「ペットを看取る者のための死生観構築」セミナーを開催します。


●飼い主にとって『ペットを亡くす』ということのほんとうの意味とは?
●ペットがターミナル期にある飼い主が獣医師に望むこと、または望まないことは?
●獣医師としての自分の死生観が、知らないうちに飼い主に与えている影響の大きさ


飼い主とのコミュニケーション・スキルという観点はもとより、日々の治療や病院経営にすぐに役立つ実践的な提案までを、「死生観を構築」することで実感していただけるセミナー&ワークショップです。

獣医さんにとっては日常の「One of…」であっても、飼い主にとっては「Only one…」もしかしたら「the First…」あるいは「the Most important…」な死かもしれません。自分の死生観をしっかりと構築すること、ぶれない死生観をもって動物の死に臨み飼い主に対応することが、今、獣医さんに求められています。

獣医師を目指している学生さん、看護士さんのご参加も歓迎いたします!

【問合せ&申込み先】:ohsaki@petcounselor.jp

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